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【大分析】資金繰りの落とし穴は○○にあります

【解決】資金繰りの落とし穴は○○にあります① だいこく税理士事務所

急激な売上の増減には注意が必要です

会社の業績は外的要因によって大きく変動することがあります。
メディアで商品が紹介されたことなどにより
売り上げが急増するケース、また逆に、
米中貿易摩擦や天候不順などにより
売り上げが急減するケースが考えられます。

売上が好調なのになぜか資金繰りが苦しい、
業績が良くないはずなのに資金繰りに余裕がある、
といったご経験はないでしょうか。
これらは、売上の入金と、仕入や経費を支払う時期に
ズレが生じていることから起こるものです。
資金繰りの際は、このズレをしっかりと把握しておくことが重要です。

実は、利益と資金は一致しない!

一般に取引は、ほとんどが掛で行われているため、
売上が増加すれば、売掛金が増加し、
売上の増加に先行して仕入も増え、買掛金が増加します。

通常、売掛金の回収(入金)は、
2~3か月後など、期間が長いケースが多く見受けられます。

反対に、仕入・販管費の支払いは、翌月払いなど、
売掛金の回収期間よりも短いことがあります。

そのような場合、買掛金の支払いによって、
入金よりも先に資金が出ていくことになります。
このような回収と支払いの時期にズレが
生じることによって、利益と資金が一致しなくなります。

つまり、帳簿上で利益が計上されているからといって、
実際に会社に資金(現金や預金)が
残っているとは限らないのです。
反対に、資金がないからといって、
利益が出ていないとは言い切れないのです。

【解決】資金繰りの落とし穴は○○にあります② だいこく税理士事務所

売上が急激に伸びたときは仕入も急増し資金不足になるのはなぜ?

特に注意が必要なのは、
急激な売上の増加や落ち込みがあったときです。

売上が急激に増加すると仕入も急増するので、
売上の伸びが大きいほど、資金繰りは厳しくなります。
(参考例①参照)

業績が良くなっているはずなのに
資金が不足している状態になるのです。

その結果、急増した運転資金を賄うために
金融機関からの借り入れが必要になります。
当初の予測(計画策定時点)において、
売上が大きく伸びることを見通せる場合は、
その分の手当てを考慮した資金繰り計画を立てる
必要があるということです。

売上が急激に落ち込むと一時的に資金に余裕が生まれる謎

売上が急激に落ち込んだ場合は、
売上と共に仕入が減少し、買掛金も減少します。

買掛金の支払いのときに、
順調に売り上げていたときの売掛金が
回収されてくることから、一時的ですが、
資金繰りが良くなる現象が生じます。
(参考例②参照)

そのため、予想していたほど売上が
落ち込んでいないと錯覚してしまい、
業績の落ち込みへの対応が遅れたり、
手元資金が増加したために無駄な出費を
してしまうことがあります。

利益と資金が一致しないことを理解し、
資金繰りを改善するために、
売掛金の回収期間を短期化する、
回収期間の短い得意先との取引量を
増やすなどの取り組みが必要です。

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参考例 ~業績と資金の動き~

A社は、月商1,000万円前後で、
月々の粗利益率の変動は小さく、
販管費も大きな変動はありません。

A社が、4月、5月において、
①売上が120%、130%と急増した場合、
②売上が急に90%、80%と落ち込んだ場合、
利益と資金の動きにどのような違いがあるのでしょうか。

3月の業績

・売上 1,000万円(翌々月回収)

・仕入  600万円(翌月支払) ※簡易的に売上原価と仕入を同額扱い

・販管費 300万円(当月支払) ※毎月ほぼ一定額が発生

※計算例を簡素化するため、在庫や固定資産の購入や借入金返済は考慮していません。

参考例 ~業績と資金の動き~① だいこく税理士事務所

① 4月(1,200万円)、5月(1,300万円)に売上が急増した場合

参考例 ~業績と資金の動き~② だいこく税理士事務所

② 4月(900万円)、5月(800万円)に売上が落ち込んだ場合

参考例 ~業績と資金の動き~③ だいこく税理士事務所

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