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【秘話】なぜ、そして、どのようにして、私は税理士になったのか?

梅雨の季節になり、ジメジメとした日々が続くようになってきましたね。
個人的に雨は好きなんですが、蒸し暑いのはどうも苦手です。
そしてこの時期は年明けから続いた繁忙期が落ち着いてくる季節でもあります。
税理士試験の受験はここからがラストスパートですね。

先日、「会計人コース」という税理士を目指す
受験生向けの業界紙にコラムを寄稿させて頂きました。
文才が全くないので四苦八苦しましたが、
受験時代の苦悩とそれでもなぜ税理士を目指したのかを
再確認することができました。
初心というのは行動や考え方の源泉になるので良い機会となりました。
今回はそのコラムの内容を記載したいと思います。

だいこく税理士事務所‐税理士試験向き合い方


私が税理士を志した理由とその過程で反省したこととは?

<以下、会計人コース2019.6号より>

・はじめに

はじめまして。

税理士の大黒将範(だいこくまさのり)と申します。

滋賀県守山市でちょうど1年前に開業しました。

開業間もなく、また、以前勤めていた
事務所からのれん分けをしていただいたという、
恵まれた経緯があるので独立奮闘記のようなものは
紹介できそうにありません。

そこで受験時代に経験した
税理士試験と向き合う方法を紹介したいと思います。

きっと同じような境遇の読者も多いのではないでしょうか。

・税理士への始歩

私が税理士を目指したきっかけは
個人事業主であった両親の影響が大きかったと思います。

商売というものがとても身近にあったので、
幼心に商いを通じて生まれる「人との繋がり」を
素敵だと思っていました。

そこで経営者の役に立てる仕事がしたいと思い
14歳の時に税理士を目指すことを決意しました。

地元の商業高校へいき簿記を一生懸命頑張りました。

卒業後は専門学校へ進み、簿記論・財務諸表論に合格し、
21歳の時に県内の税理士事務所で勤務することになりました。

ここまでは着実に税理士に向かって進んでいたと思います。

・喜びの反面

しかし、事務所に勤め始めるとその歩みは
ピタッと止まることになります。

社会人1年目として電話応対などの基本を
一から教えてもらうことに始まり、
会計ソフトの操作方法や実務としての
税務知識も習得していかなければなりません。

毎日が社会勉強です。

そうして少しずつ出来ることが増えてくると
仕事が楽しくなってきます。

お客様である経営者からの信頼も上がってきて、
社会の一員として認められたという気持ちになりました。

14歳で決意した経営者の役に立てる仕事が
ついに出来たのです!目標達成です。

しかし、そうした仕事優先の日々を送る一方で、
少しずつ少しずつ税理士試験への想いが薄れていっていました。

・人生の岐路

働きだして5年が経過した26歳の頃、転機が訪れます。

12月、専門学校の同級生であり年齢も地元も同じで、
2科目を取得して県内の税理士事務所で働いている、
つまり私とほぼ同じ境遇の友人と食事をすることになりました。

お互いの近況を報告し合った後、彼が私に伝えました。

「今年でやっと4科目合格したよ」と。

私は驚きました。

彼が勤めていた税理士事務所は仕事が
とてもハードであるにもかかわらず、
彼はコツコツと勉強を続け税理士に向け
着実に進み続けていたのです。

私も業務が落ち着く6月頃から何となく勉強を始め、
義務的に受験をしていたことはあります。

しかしそれでは当然受かるはずもなく、
働きながら税理士になることを諦めかけていました。

・猛省の先に

その晩、家に帰り考えました。

いえ、反省したのです。

それも猛烈に。

自分より時間がないはずの彼は
きっと睡眠の時間、趣味の時間、
テレビを見る時間や家族との時間、
様々な時間を削り生み出した執念とも言える
情熱の時間で勉強を続けてきたに違いありません。

その間、自分は何をしていたのだろうか。

遊びに誘われれば喜んで行っていたし、
晩酌をしては気持ちよく眠り、
テレビやゲームも満足するまでやっていた。

でも周りには税理士を目指していますと
高尚な夢を虚しく語っていました。

情けなくなり消えてなくなりたいと思いました。

そして反省が行き着いた先に、希望を見つけたのです。

だいこく税理士事務所‐税理士試験の決意とは

税理士になるための決意と税理士試験合格までの道

・断固たる決意

そもそも何故、税理士になる必要があるのか。

経営者の役に立てるだけであれば
今のままでも問題ないのです。

しかし、よく考えてみると経営者の目線の先にあったのは
私ではなく、私の師である所長先生でした。

これでは経営者にとって真に役立っているとは言えないのではないか。

経営者の真の相談役にならなければ本質的に
役に立っているとは言えないと考えました。

そのためには税理士になる必要がある。

また自分より境遇の悪い仲間が頑張っているというのも励みになりました。

働きながら税理士になることは決して不可能ではないのだと。

こうして税理士試験を3年以内に突破するという
断固たる決意を固めることができました。

・決意に従った行動

意志が決まると物事は大きく変わります。

生活習慣を改善し、早起きして仕事の効率を高め、
勉強をする時間を確保しました。

また固い決意を持って所長先生に夜間の専門学校に行きたいと相談し、
授業のある日は就業時間を短縮してもよいと了承をいただきました。

また、必ず勉強する時間を夜9~12時に設定し、
ここは何があっても勉強すると決めました。

何があってもです。

こうして試験までの道筋を描いたあとは愚直に勉強を続けていき、
結果、働きながら毎年1科目ずつ合格し、
目標通り3年で税理士試験を突破することができました。

・最後に

振り返ると、もう二度と繰り返したくはない日々であったと思います。

勉強の邪魔になるからとテレビや漫画などの娯楽品は全て処分し、
どれだけ体調不良であっても決めた時間は机に座って勉強していました。

まさに執念だったと思います。

何故ここまで頑張れたのか。

それは猛省の末に辿り着いた断固たる決意のおかげだと思います。

「思考は現実化する」という言葉があります。

強い意志や思考を持ってください。

その方向性が間違っていなければとてもよい結果が待っていると思います。

私は現在も経営者の真の相談役になるという決意を持っています。

税理士として経営者の思いを理解することはとても重要ですが、
時には経営者の要望に応えないことが必要な場面もあります。

そのときは強い意志をもって経営者に説明し、納得をしていただきます。

経営者にとって真の最良は何かを考え続ける。

独立をして2年目になりますが、
これから何十年先になろうともこの決意は大切に持ち続けたいと思います。

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